2013年6月4日火曜日

どついたるねんの発展

2012年10月とか11月の頃からよく対バンしてたからどついたるねんメンバーと話したりするようになった。
その時点でどつはまだすべってたね。



どついたるねん8月3日

あれから半年、なんてこった、最近のどつのライブはマジで良い。1986のレコ発、2月のshin-juke、ガガキライズ復活祭。
どつは幸福なロックのユニティーに包まれてる。いや、宗教的な意味じゃないぜ。実は相変わらずすべってる日もあるっていう話も聞くから、オレが見てるライブだけかもしれないけど。
あの日、東高円寺UFOクラブから出たどついたるねんは環七と青梅街道が交わる十字路で悪魔に魂を売りわたしたのだろうか、いよいよどつとオーディエンスの幸せな蜜月がやってきたような、去年のライブには全くなかった躍動的な観客との一体感があるんだよね。
何があったかはさておき、オレとしては鵜飼くんのトラックの幅がグッと広がってのびのびした印象。以前は高円寺周辺のインディーにありがちなしょうもなさと勢いで強引に押し切るいかにもな着地点しか見えなかったけど、YouTubeにあがってる最近のライブ映像を見るとトラックの自由度があがってて堅苦しい四つ打ちから解放された感じする。それを可能にしているのはチームがガチガチな泥臭さに固執するのを辞めて、柔軟性を獲得しつつあるいまのどつのオープンな状態かなあ。


どついたるねん"新曲と銃撃のライブ"

エンタメとパンクの境界をきわどく綱渡りする感じっていうのはそれこそもっと昔から先人たちがやってきたことだろうからことさらに新しいわけでもないんだけど、その節操のなさとテキトーさがそういう予定調和なルーティーンを乗り越えて音楽としても狡猾さを兼ね備え始めたっつーか。バンド結成から1ヶ月半のFRESHなクオリティを保ちつつも視野が広がってる。とにかく良い時期に差し掛かってることは確かだよね。

昨年末の「来年は一緒に頑張ろう」なんていう口約束はとっくに反故にされて、最近じゃあオレらと距離まで置き始めてるけど音楽がイケてるから許すよ。

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